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映画監督

1960年ソウル生まれ　映画アカデミー4期生

監督作品

• 『パク・ポンゴン家出事件』（1996）：デビュー
• 『ファースト・キス』（1998）：チェ・ジウとアン・ジェウクが主人公
• 『火山高』（2001）：学園武侠映画
• 『20のアイデンティティ/異共「2時」（2004）
• 『オオカミの誘惑』（2004）
• 『百万長者の初恋』（2006）：ラブコメディ
• 『クロッシング』（2008）：脱北者の問題を描いた作品
• 『彼岸島』（2009）
• 『裸足の夢』(2011)

紹介

1960年にソウルで生まれたキム・テギュン監督は、韓国外国語大学で政治外交学を専攻する。韓国映画アカデミーを4期生として修了したのち、いくつかの作品を独立制作方式で制作するも、興行は失敗に終わる。この時に背負った借金を返す為に、映画企画及び制作者として活動を始めた彼は、イ・ミョンセ監督の『私の愛、私の花嫁』、カン・ウソク監督の『20歳までだけでも生きたい』等の作品に参加する。

1996年『パク・ポンゴン家出事件』で監督デビューをするが、この映画は自身の夢を追いかけ、家庭内暴力から逃れたパク・ポンゴンという主婦の自分探しを新鮮かつコミックな視点から描き、高い評価を受ける。

1998年にはキスを一度もしたことがない純真な男女の愛を描いたロマンティックコメディ『ファーストキス』を演出するも低評価に終わったが、2001年チャン・ヒョクを主人公にした学園武侠映画『火山高』で再起に成功する。キム・テギュン監督はこの映画でワイヤーアクションを導入し、若い観客から多くの支持を受けた。

2004年にはクィ・ヨニのインターネット小説を映画化した『オオカミの誘惑』を演出して再び若い観客からの熱い支持を受ける。この映画で試みたHDデジタル撮影の導入や、将来有望な俳優たちとの作業は彼の作品に対する強い推進力となった。キム・テギュン監督だけの洗練されたスタイルとチャレンジ精神が合わさった『オオカミの誘惑』は短いが深い響きのある映画として完成した。

KBSプロデューサー

経歴

• 1992年  韓国 成均館大学 政治外交学科 卒業
• 1994年　KBS入社

主な作品・授賞

• 「戦争その後の50年、再び6月に」：映画「ブラザーフット」の原作ドキュメンタリー（2000）
• 「三千宮女に隠された義慈王の真実」（2001）
• 「KAL858のミステリ」（2部作・2005）
• 「百済最後の真実：禰寔進の墓地名の秘密」（2008）
• 「スペインモンドラゴンの真実」（2011）
• 「雙龍自動車の多量解雇その後2年：心理治療8週の記録」（2011）
• 韓国PD大賞受賞（2011）
• モンテカルロTVフェスティバル本選進出（2012）